蔵王病院における治療の内容
「蔵王病院」は、JR山陽本線の東福山駅から徒歩8分程度の場所にある精神科病院です。
不安やストレスで苦しんでいる方や認知症を抱えた方が快方に向かうよう、サポートを行っています。
「豊かで充実した社会生活を再び取り戻すために」を理念に日々、患者様のサポートに励んでいます。
入院部門
多くの患者さんが入院する際の入り口となる急性期対応の精神一般病棟(5病棟)です。 保護室、ハードケア個室を有し、精神運動性興奮や衝動性にも対処できる病棟で、多種多様な患者様の入院治療を受け入れる役割を担っています。
症状が落ち着いた患者様が療養期間を過される病棟です。精神療養病棟全141床のうち、91床が閉鎖病棟、50床が開放病棟になります。
外来では限界のあるせん妄、徘徊、幻覚妄想、介護への抵抗等BPSDへの入院治療を行う病棟です。観察室での合併症対応も行っています。
外来部門
精神科デイケア「わかば」は様々な不安・心配を持つ方を対象とした外来通院治療を対象とした最大30人定員の小規模リハビリテーション施設です。
精神科医・看護師・精神保健福祉士・作業療法士・管理栄養士などの多職種の専門職スタッフで構成し、小規模施設ならではの利用者一人一人の方に寄り添った丁寧な支援の提供を行います。
以下の様な目的でが主に利用されています。
・日中楽しく,落ち着いて生活がしたい。
・気楽に話せたり,同じ悩みをもつ仲間・友達が欲しい。
・生活のリズムを整えたい。
・一日を上手く使い,何かできることをみつけたい。
・仕事をしたいが自信がないまたは就労にに向けての準備をしたい。
当院では通院での治療を受けられている患者さんの家庭を看護師・精神保健福祉士・作業療法士が訪問し、患者さんや家族へ病状の安定と再発防止のための相談や看護及び療養上の援助を行っています。利用をお考えの方は診察にてご相談ください。