看護部長挨拶
ホームページをご覧いただきありがとうございます。私たち蔵王病院看護部は病院の理念であります、「全人的アプローチ」「ハートフル・ケア」「調和」のもと、専門職として高い倫理観に立ち、常に患者さまやご家族に寄り添う心のこもったサービスの提供につとめています。
ケアをする上で、もっとも大切にすることは、病気ではなく、ひとりの人として患者さまに寄り添い、その人が生きているかけがえのない今を、その人らしく生活が送れるよう支えていくことだと思っています。そのために、私たちは専門能力を発揮し、チームワークを大切にしながら、看護の向上に努めていくことだと考えています。
職員が働きやすく、働き甲斐のある職場づくりを考えながら、全ての看護職個人が健康で安全に働きつづけられるよう取り組んでいきたいと思っています。
医療法人社団若葉会 蔵王病院 看護部長
大本 姫妃
看護部理念・基本方針
看護部の理念
慈愛と融和
愛情こめて献身的に患者さんに尽くします。
そして私たちは、いつも明るく協調して看護の向上に努めます
当院の特徴
精神障害を患っている人に少しでも和らいだり、快方に向かうよう多職種と連携をとりながらサポートしています。精神科は一般診療より入院期間が長い患者さんも多くおられます。患者さんとじっくりと関わりながら人間性や価値観を理解しつつ、症状の経過にあわせた看護ができることが精神看護の魅力のひとつです。当院では、研修会や講習に積極的に参加し、資格や認定看護師などキャリアアップにつなげています。
部署紹介
1病棟(精神療養病棟・閉鎖・41床)
主に亜急性期の精神疾患を抱えた患者の入院治療を行っています。
長期に亘る入院患者さまが社会復帰できるよう、日常生活の援助や作業療法などを取り入れた援助を行っています。
長期に亘る入院患者さまが社会復帰できるよう、日常生活の援助や作業療法などを取り入れた援助を行っています。
2病棟(認知症治療病棟・閉鎖・41床)
認知症の周辺症状などの治療を目的とし、情緒の安定を図り、安定した日常生活を回復させるために生活機能訓練を行っています。
高齢者が多く、身体合併症による急変や転倒・転落など伴うため、きめ細やかな観察、予防対策が必要です。
3病棟(精神療養病棟・開放・50床)
主治医の許可があれば単独外出が可能であり、金銭自己管理、内服薬自己管理などの支援を通し、基本的な生活技能を身につけることで、症状の改善と社会生活機能の回復を図っています。
4病棟(精神療養病棟・閉鎖・50床)
急性期が過ぎても、幻覚や妄想などの症状が十分改善されないまま固定化し、その症状に左右される患者さまが多く、また身体合併症を併発している患者さまも増加しています。患者さまが退院後も自立した日常生活が送れるよう、病棟日課や作業療法を通じて支援しています。
5病棟(精神一般病棟・ 閉鎖・45床)
保護室7床とハードケア個室4床を有しています。主に入院患者を受け入れいるため、急性期症状のある患者さまを対象にしています。そのため、看護職には緊急時の柔軟な対応や、心身両面の細やかな観察と異常の早期発見、静かで安全な療養環境の提供など多くの高度な技術が求められます。
外来
1日の外来人数は平均約60~70人。患者さまが疾患の治療の継続と地域生活を両立できるように支援しています。退院時は病棟から申し継ぎを受け、継続看護が提供できるよう、また、新患の患者さまには不安が少しでも軽減できるよう工夫をしています。外来業務では職員の健康診断の準備や滅菌物の管理なども行っています。
訪問看護
看護師と精神福祉士や作業療法士と共に訪問看護を行っています。精神疾患を抱える方や精神的サポートが必要な方のご自宅へ伺い、日常生活ケアや心のケア、また服薬管理などの指導しています。利用者、家族、医療チームで相談しながら、現状の悩みや不安を解消していきます。